
今回はjfScholarship賛助会員として当法人に多大なご支援を頂いている日本電子株式会社の本社昭島製作所を2016年11月30日に訪問しました。日本電子株式会社は、電子顕微鏡の分野において世界最高水準の技術力を誇り、国際的にJEOLの略称で知られています。今回は、分析機器をはじめ、高度な医療を支える医用機器、半導体関連機器、産業機器等多種多様にわたる先端機器とその技術についてご紹介いただきました。
最先端技術に興味津々~母国の将来を見据える姿も~
福山幸一取締役兼専務執行役員からあたたかい歓迎を受けたあと、日本電子株式会社の事業の概要や、環境への取組みについてご紹介がありました。続いて、開発館ホールにて走査型電子顕微鏡や質量分析計をはじめとするさまざまな機器のデモンストレーション、そして実際に生産が行われている現場を見学しました。最先端の技術を目の当たりにした学生からは「教科書で見たことはあるが、実物をみたのは初めて。」といった声や「民間企業がこれだけSDGs、特に環境や医療分野に貢献していることに驚いた。」という感想が聞かれました。
走査型電子顕微鏡や質量分析計のデモンストレーションが行われた直後には、水質調査の研究をする学生から「日本とは使用環境の異なるアフリカ諸国でも問題なく使えるのだろうか。」といった実用的な質問が飛び出したり、「将来は是非とも母国の研究所にも導入したい。」という声もあがっていたり、それぞれの課程を修了して自国に戻った後の各々の研究に役立てたいと意欲にあふれていたのが印象的でした。こうした最先端技術に触れ、技術者たちとコミュニケーションが出来る、このような企業見学は、学生たちにとって貴重な財産となりました。
シリーズ突撃!日本の社食第2回日本電子編
学生が社食を体験する「シリーズ突撃!日本の社食」。今回は日本電子の社食に挑戦。宗教上の理由から、お肉が食べられない学生でも美味しい食事を、と特別に考えていただいたメニューは絶品。早朝の高尾山で御護摩体験をした直後ということもあり、冷え切った体がぽっと温かくなった。
こちらの社員食堂では、売り上げの一部を恵まれない途上国の人の給食などに役立てるTable for Twoプログラムを導入しており、毎週水曜日のメニューの売り上げの一部をこのプログラムの寄付に充てているとのこと。今回の訪問日が水曜日で、偶然にもTable for Twoの日であったため、学生たちもこのプログラムに参加した。研究や事業だけにとどまらず、こうした社員の日常生活の中でも社会貢献をするという日本企業の姿勢にも感動した様子であった。ご馳走様でした!!
紅葉のトンネルに大興奮!
高尾山・薬王院

都心から1時間程度という近さ、標高600メートルという手軽さに加え、ミシュラン三ツ星の栄誉をうけ、近年日本人、外国人問わず人気の高い高尾山。紅葉シーズンまっさかりのこの日、日本電子株式会社訪問に先立ち、国連大学の学生は高尾山頂上付近にある薬王院を訪れました。
僧侶の上村さんが御護摩の正装に法螺貝を携え、我々を出迎えてくれ、そのいでたちに学生たちは一様に驚きの表情を浮かべていました。特別に本堂の中をご案内していただいたのち、御護摩修行を見学。人間の煩悩を表す薪に大導師が点火し、その炎が立ち上る厳かな雰囲気の中、読経が続けられていく様子に一行は圧倒されました。
帰りは赤、黄色、オレンジの色とりどりの紅葉の美しいトンネルをくぐるかのような景色の中をリフトで下山し、学生たちは思い思いに記念撮影に勤しんでいました。
