
今回は世界一ミスが少なく効率の良いことで有名な生産ラインと、地球に優しい自動車の開発でサステイナブルな社会の実現に取り組むトヨタ自動車株式会社を訪れました。
窓からくっきり、FUJISAN!
2017年6月20日朝8時、品川駅から東海道新幹線に乗り、名古屋へ向かいました。昨年は曇天で富士山が望めないjfUNUStudy Tourですが、今年は天気に恵まれ、車内から富士山を望むことができました。学生たちは、窓から見える富士山の雄大な姿に大興奮。写真を撮ったり、「今度、登ってみようか」と早速登山に思いを馳せていました。
名古屋駅からマイクロバスに乗り、豊田市のトヨタ自動車株式会社のトヨタ会館ミュージアムに向かいました。このミュージアムでは、車開発の歴史資料とともに最新のモデルや、実際にレースを走ったスポーツカー、パーソナルモビリティなどの近未来の乗用車が展示してあり、学生たちは皆、目を輝かせていました。
トヨタが取り組むサステイナブルな社会の実現とは
続いてトヨタ自動車株式会社のロン・ヘイグ氏の講義があり、学生たちはトヨタのものづくりの文化と企業哲学、また現在同社が取り組んでいる環境に優しい自動車の開発について学びました。学生の一人は「トヨタがグリーンテクノロジーに貢献していること、環境に優しい乗り物の研究開発に力を入れているということがわかり、非常に興味深かった。」と話していました。講義の後も、水素燃料を利用した自動車MIRAIやトヨタ自動車のSDGsへの取り組み、海水を利用した自動車の開発などについて学生からの質問は絶えませんでした。
「良い品良い考”Good Thinking,GoodProducts”」の精神に共感
昼食後は高岡工場で実際の製造ラインを見学しました。ミスを最小限にし、より効率的かつ高品質な製品を生み出す工夫が随所に見られ、創業者豊田喜一郎氏の「ジャスト・イン・タイム」の創意工夫と「良い品良い考」の考えが脈々と受け継がれ、実践されていました。学生からは「機械と人の力の良い点を組み合わせたところが素晴らしい。」「特筆すべきは日本企業とそこで働く人々が努力を惜しまないこと、そして仕事ぶりが効率的である。」と学生たちの感動の声が聞こえました。
名古屋城

トヨタ自動車株式会社高岡工場を後にした一行は、日本の三大名城のひとつであり、金鯱(きんのしゃちほこ)で有名な名古屋城を訪れ、地元名古屋の通訳ボランティアに城内を案内していただきました。 大天守閣にある重要文化財の障壁画や復元されたばかりのきらびやかな表書院を見て、当時の生活に思いを馳せ、また実物大の金鯱の模型や石引き体験を楽しみながら、名古屋城と名古屋の歴史に親しんでいました。学生からは「日本では各地で歴史的建造物の復元や修復作業が行われていることが素晴らしい。」「保存状態の良さからその技術の高さがうかがえる。」といった声が上がっていました。
トヨタ自動車株式会社様は国連大学協力会の賛助会員としてご支援いただいております。
