国連大学、世界有力シンクタンク評価で再びトップテン入り
2012年1月20日
1 月 18 日にニューヨークの国連本部およびワシントンD.C.で発表された「2011 年世界有力シンクタンク評価報告書」によると、国連大学と国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER:フィンランド・ヘルシンキ)が昨年度に引き続き、再び世界のトップテンにランクインしました。この「シンクタンク指数」は、フィラデルフィアのペンシルバニア大学の「シンクタンクと市民団体プログラム」が、世界182ヶ国6,545のシンクタンク、ならびに約 120ヶ国約 1,500 人の学術関係者、ジャーナリスト、政策立案者、シンクタンク関係者などに調査を行った結果にもとづいて作成したもの。
2011 年のランキングは世界各地から推薦された 5,329 の政策機関について順位付けを実施。そのうえで、シンクタンクを機能と地域によって 31 のカテゴリーに分類していますが、国連大学は「最もすぐれた政府系シンクタンク」カテゴリーの 6 位、 UNU-WIDER も「国際開発シンクタンク」の 6 位にランクされました。ともに2010年度より順位を1つ上げたことになります。
コンラッド・オスターヴァルダー国連大学学長(国連事務次長)はこのニュースを歓迎し、「国連大学の活動が、ふたたび世界各地のシンクタンク所長、研究者、政策立案者、支援者、ジャーナリストによってこれほど高く評価されたことを大変喜ばしく思います。こういったランキングをうのみにするべきではありませんが、6位という今回の順位は、国連の学術研究機関としての私たちの絶え間ない取り組み、そして国連システムと国際的な学術・政策決定コミュニティとの懸け橋としての国連大学の役割が成果を上げていることを裏付けています」と述べています。
世界有力シンクタンク評価とは
2006年に設置されたペンシルバニア大学国際関係プログラムの「シンクタンクと市民団体プログラム」が作成している年次報告書で、世界各地の有力なシンクタンクの業績を評価し、すぐれたシンクタンクを明らかにすることを目的としている。
2011年の調査では、世界各地から5,329のシンクタンクが推薦を受け、31種類のカテゴリーに分かれて順位付けが行われた。
判定には、その機関がトップレベルのアナリストや学者を確保できているか、価値ある研究が厳正に行われているか、政策決定者に働きかける機会があるか、また国際安全保障、グローバリゼーションとガバナンス、国際経済、環境、貧困削減、世界の保健衛生などのさまざまな分野の政策決定に影響力があるか、などが基準となる。
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