国連大学、世界有力シンクタンク評価で7位に

1 月 18 日にニューヨークの国連本部で発表された「2010 年世界有力シンクタンク評価」報告書によると、国連大学と国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER:フィンランド・ヘルシンキ)が世界のトップテンにランクインしました。

この「シンクタンク指数」は、フィラデルフィアのペンシルバニア大学の「シンクタンクと市民団体プログラム」が、世界の約 120 の国々の学術関係者、ジャーナリスト、政策立案者、シンクタンク関係者など約 1,500 人に調査を行った結果にもとづいて作成したもの。unu

2010 年は世界各地から推薦された 5,491 の政策機関について順位付けを実施。そのうえで、シンクタンクを機能と地域によって 29 のカテゴリーに分類していますが、国連大学は「最もすぐれた政府系シンクタンク」カテゴリーの 7 位、 UNU-WIDER も「国際開発シンクタンク」の 7 位にランクされました。

コンラッド・オスターヴァルダー国連大学学長(国連事務次長)はこのニュースを歓迎し、「国連大学のプログラムやシステムは、学際的で問題志向型の世界的な視点で展開されていますが、これは他の学術機関やシンクタンクにはない、国連大学ならではの特徴です。今回の評価は、研究から大学院教育へと国連大学の活動をさらに拡大していくうえで大きな励みとなります。さらに、国連大学が独自の大学院生を持つことで、研究面とシンクタンクとしての活動の豊かさと強さが大いに増すものと確信しています」と述べています。

 

世界有力シンクタンク評価とは

2006年に設置されたペンシルバニア大学国際関係プログラムの「シンクタンクと市民団体プログラム」が作成している年次報告書で、世界各地の有力なシンクタンクの業績を評価し、すぐれたシンクタンクを明らかにすることを目的としている。2010年の調査では、6,480のシンクタンクが参加を要請され、5,491のシンクタンクが推薦を受け、29種類のカテゴリーに分かれて順位付けが行われた。

判定には、その機関がトップレベルのアナリストや学者を確保できているか、価値ある研究が厳正に行われているか、政策決定者に働きかける機会があるか、また国際安全保障、グローバリゼーションとガバナンス、国際経済、環境、貧困削減、世界の保健衛生などのさまざまな分野の政策決定に影響力があるか、などが基準となる。

 

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